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2016年4月21日 (木)

Exam

Trinity term(春学期)が始まるや、試験である。

今日はHigher Education IIという科目の試験。大学の試験用の建物であるExaminnation Schoolsに参集する。

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オクスフォード大学では、試験はサブファスクと呼ばれる正装↓でなければ受験することが出来ない。黒ずくめの学生たちで、試験会場は一杯になる。

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試験は2問を2時間、あるいは3問を3時間で解答する。すべて論述形式で、一問につき一冊渡される冊子状の解答用紙に7〜8ページくらいの解答を書く必要がある(英語ネイティブの学生は10ページくらいの解答をざらに書くという)。

試験範囲が広いにもかかわらず持ち込みは不可なので、大量の情報を整理して頭に詰め込んでおく必要があるし、十分な長さの解答を書くためには考える時間は少なく、ただひたすら書くということになる。普段はキーボードをたたいてばかりなので、試験が終わる頃には腕はいうことを聞かなくなっている。

「海外の大学の試験は記憶よりも思考能力を試す」などとまことしやかにいわれるが、(レポート・エッセイの類いは措くとしても)オクスブリッジの試験を受けた限りでは全くの嘘である。

セオリーやデータをきちんと整理して記憶しておかなければそもそも話にならないし、のんびり思考している時間などはない。論述形式であっても、基本的には覚えてきたことを「上手に」(→ここで多少の思考が必要になる)答案用紙の上にはき出して、タイムアップだ(ただし記述的(descriptive)になり過ぎてはならない)。

無事試験を終えた。打ち上げに、クラスメイトとパブに直行する。クラスのチューターの先生も心配して(?)来てくれた。面倒見のいい先生である。

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ちなみに、胸に挿しているのは試験最終日であることを示す赤いカーネーション(試験初日は白の、試験中の学生はピンクの,試験最終日は赤のカーネーションをサブファスクに挿すのがオクスフォードの伝統である。しかもこれらのカーネーションは自分で買うのではなく、誰かから贈られたものでなければならない。)

学期の始まりで一つ山を越え、忙しい学期は続く。

 

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